PayPay経済圏と楽天経済圏は併用できる?比較しメリット、やめた人の声も解説

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PayPay経済圏と楽天経済圏、どちらを使うべきか迷う人は多いでしょう。

この記事では、両者の特徴や違いをわかりやすく比較し、上手に併用する方法を紹介します。

また、「PayPay経済圏をやめた」という人の口コミや評判もまとめました。

📄
記事の要点まとめ
  • ・併用が良く、使い分けは「ネット=楽天、実店舗=PayPay」
  • ・楽天は金融/投資/SPUで高還元、PayPayは導入容易&街中で強い
  • ・使い分け例:日常支払いをPayPay。通販・ふるさと納税・投資は楽天
  • ・併用の利点:改定・還元低下のリスク分散
  • ・それぞれの経済圏をやめた声の例=還元改定・管理の煩雑さ

結論:併用がもっとも現実的。使い分けがポイント

ネットショッピング中心なら楽天、実店舗中心ならPayPayを使うのが効率的です。

どちらか一方に依存すると、制度改定の影響を受けやすくなります。

生活スタイルに合わせて両方をうまく使い分けましょう。

PayPay(ペイペイ)経済圏と楽天経済圏の基本

PayPay経済圏と楽天経済圏の基本を解説します。

そもそもPayPay(ペイペイ)経済圏とは

PayPay経済圏(Yahoo!経済圏)は、PayPayやYahoo!、ソフトバンク関連のサービスをまとめて使うことで、PayPayポイントを効率的に貯める仕組みです。

街中での支払いに強く、アプリひとつで完結する手軽さが魅力です。

楽天経済圏とは

楽天経済圏は、楽天市場・楽天カード・楽天銀行・楽天証券などを組み合わせ、楽天ポイントを貯めながら生活全体を最適化する仕組みです。

ネット通販や金融サービスの連携が強みです。

PayPay経済圏の始め方

次に、PayPay経済圏の始め方を説明します。

1. PayPayアプリを登録

PayPayは登録者が2025年7月時点で7,000万人超えで、、国内最大級のQRコード決済アプリです。

コンビニ・スーパー・ドラッグストアなど多くの店舗で使えるため、キャッシュレス初心者にも利用しやすいのが特徴です。

登録はとても簡単で、次の3ステップで完了します。

PayPay登録までの手順

  • PayPayアプリをインストール
  • アカウントを登録
  • 支払い方法を設定(PayPayカードがおすすめ)

それぞれの手順を簡単に説明します。

STEP1:アプリをインストール

まずはスマートフォンにPayPayアプリをインストールします。

App StoreまたはGoogle Playで「PayPay」と検索し、ダウンロードしましょう。

STEP2:アカウントを登録

アプリを開いたら、電話番号とパスワードを入力してアカウントを作成します。

入力後、SMSに4桁の認証コードが届くので、それを入力すれば登録完了です。数分で完了するシンプルな手順です。

STEP3:支払い方法を設定

登録後は支払い方法を設定します。

以下の4つの方法から選べます。

  • 銀行口座の登録
  • クレジットカードの登録
  • PayPayあと払い(チャージ機能)
  • ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い

PayPayカードでの支払いが高還元率

特におすすめは「PayPayカード」を使ったまとめて支払いです。

PayPayカードの利用で+1%のポイント還元があり、基本の0.5%と合わせて最大1.5%の還元率になります。

ここまで完了すれば、スマホ1台で簡単に支払いができるようになります。

2. Yahoo!IDと連携

PayPayが使えるようになったら、Yahoo!IDと連携しておきましょう。

Yahoo!ショッピングやPayPayモールでの買い物時に還元率が上がるため、連携のメリットは大きいです。

連携はPayPayアプリの設定画面から数分で完了します。

3. PayPayカードを発行

PayPayカードは年会費無料で、利用金額の1%がPayPayポイントとして還元されます。

PayPayの支払い元をこのカードに設定すれば、PayPay経済圏内での還元率をさらに上げることができます。

4. ワイモバイルを利用

PayPay経済圏と相性が良い通信キャリアはワイモバイルです。

ワイモバイルユーザーはYahoo!プレミアム会員特典(+2%還元)が無料で利用できるため、PayPay経済圏との組み合わせが効果的です。

家族割やEnjoyパックなどの特典もあるため、家族で利用する人にもおすすめです。

PayPay経済圏を上手に使うコツ

次に、PayPay経済圏を上手に使うコツをまとめます。

Yahoo!ショッピングの還元率を上げる

PayPay経済圏では、Yahoo!ショッピングを活用することで効率的にポイントを貯められます。

基本還元率に加え、「ワイモバイル契約」「Enjoyパック加入」「PayPayカード決済」を組み合わせると、合計で最大9%の還元も可能です。

さらに「5のつく日」や「倍倍ストア」などのキャンペーンを活用すると、還元率を大きく上げられます。

買い物のタイミングを意識するだけで、同じ支出でもポイントの貯まり方が大きく変わるため、キャンペーンカレンダーをチェックしておきましょう。

PayPayの支払いを「まとめて支払い」にする

PayPayでは「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」を設定すると、ポイント還元率が上がります。

PayPayカードを支払い元に設定すると、PayPayカードの1%還元とPayPay決済の0.5%還元を合わせて、最大1.5%の還元が可能です。

特別な手続きは不要で、設定メニューから「まとめて支払い」を選択するだけで完了します。

毎日の支払いをこの設定にすることで、自動的に還元率を高められるのが魅力です。

ふるさと納税を活用する

Yahoo!ショッピングでは、ふるさと納税もPayPayポイント還元の対象になります。

「5のつく日」などのポイントアップ日を狙えば、通常の寄付より多くのポイントが獲得可能です。

ただし、クーポンは使えないため、還元イベントを中心に寄付日を選ぶのがおすすめです。

倍倍ストアなどのキャンペーンと重なる日を狙えば、寄付額の数%分をポイントで受け取ることもできます。

自治体や寄付額を分散させて複数回に分けると、上限を超えずに効率よくポイントを得られます。

ヤフー込みでPayPay経済圏をやめた人の口コミ・評判

とはいえ、デメリットもあるPayPay経済圏。

ここでは、実際にPayPay経済圏の利用をやめた人の意見をまとめます。

思ったほどお得にならなかった

「還元率が下がってから魅力が薄れた」「自分の使い方だとメリットが少なかった」という声が多く見られます。

管理が面倒になった

複数のアプリやキャンペーン条件を把握するのが大変で、途中で面倒になったという意見があります。

使える店が少なかった

地方ではPayPay対応店舗が少なく、思ったより使う機会がなかったという口コミもあります。

他の経済圏の方が合っていた

楽天やau経済圏の方がポイント投資や銀行連携がしやすく、そちらに移ったという声も多いです。

ポイントの使い道が限られていた

PayPayポイントは使える場面が限られており、貯まっても消化しにくいという意見があります。

制度改定や改悪で魅力が減った

キャンペーン内容の変更や還元率引き下げをきっかけに離脱した人も少なくありません。

こうしたデメリットも覚えておきましょう。

楽天経済圏の強みと弱点

次に、楽天経済圏の強みと弱点をまとめます。

楽天経済圏の強み・メリット

楽天経済圏の最大の強みは、金融・通販・投資をすべて楽天サービスで完結できる点です。

楽天市場での買い物では、楽天カードや楽天銀行、楽天モバイルなどを組み合わせることで「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」が適用されます。

常にポイント還元率を上げることができます。

さらに、楽天証券や楽天ウォレットを使えば、貯めたポイントを投資に活用することも可能。

日常生活から資産運用まで、ワンストップで管理できる利便性が支持されています。

楽天経済圏の弱点・デメリットは改悪など

一方で、楽天経済圏は「条件をクリアしないと最大還元にならない」仕組みがデメリットといえます。

SPUをフル活用するには、複数のサービス契約やアプリの利用が必要で、管理が煩雑になりがちです。

また、楽天市場の送料やショップごとの条件など、やや複雑なルールが初心者にはわかりにくいという声もあります。

最近は改悪と呼ばれるポイント還元率の引き下げもあり、「以前ほどお得ではない」という意見も少なくありません。

PayPay経済圏と楽天経済圏の比較

次に、PayPay経済圏と楽天経済圏の違いを比較します。

決済の使いやすさ

PayPayは街中の実店舗で使いやすく、コンビニ・スーパー・ドラッグストアなど利用範囲が広いのが魅力です。

スマホだけで完結する利便性は、キャッシュレス初心者にも向いています。

一方、楽天Payはネットショップと連携しやすく、楽天市場での買い物に強みがあります。

オンライン中心の人には使いやすい環境といえるでしょう。

ポイントの貯め方

PayPayは日常の支払いで少額のポイントをコツコツ貯めていく仕組みです。

PayPayカードやワイモバイルとの連携で効率を上げられます。

楽天はSPUやお買い物マラソンなどの大型キャンペーンを活用することで、一度に大量のポイントを獲得することが可能です。

普段の支払いをメインにしたいならPayPay、イベントを狙って一気に貯めたいなら楽天が向いています。

金融サービス

金融面では楽天に軍配が上がります。

楽天銀行・楽天証券・楽天カードが連携しており、入出金や投資、積立まで一体的に管理できます。

PayPayは銀行・証券サービスが整備途中で、NISA口座の開設や高金利預金などは他社(SBIなど)を併用する必要があります。

ただし、PayPay証券の少額投資機能は手軽で、投資初心者の入門には向いています。

導入のしやすさ

PayPay経済圏は、アプリ登録とカード発行だけで始められる気軽さが特徴です。

特別な知識がなくてもすぐに利用できます。

楽天経済圏は複数のサービスを連携させる必要があるため、初期設定に少し時間がかかります。

ただし、一度整えるとポイント効率は非常に高くなります。

併用のメリットと使い分け方

次に、ポイント経済圏の併用のメリットと使い分け方

併用のメリット

PayPay経済圏と楽天経済圏を併用することで、どちらかのキャンペーン改定や還元率低下があっても影響を受けにくくなります。

実店舗ではPayPay、ネットでは楽天を使えば、ポイントの取りこぼしを防ぎながら日常支出のすべてを効率化できます。

それぞれの強みを活かせば、年間のポイント獲得額を大幅に伸ばすことも可能です。

使い分けのコツ

日常の支払い(コンビニ・スーパー・飲食店)はPayPayを中心に。

ネットショッピングや投資、ふるさと納税は楽天を中心に使うとバランスが取れます。

このようにシーンごとに経済圏を切り替えることで、無駄なくポイントを貯められます。

リスク分散にもなる

経済圏を一つに絞ると、制度改定やポイント改悪の影響を受けやすくなります。

PayPayと楽天の両方をうまく使えば、環境変化への耐性が高まり、安定したお得生活が続けられます。

タイプ別おすすめ:経済圏はどっちがいい?

次に、それぞれの経済圏はどんな人に向いてるかまとめます。

ネットショッピング中心の人は楽天

ネットショッピング中心の人なら、楽天経済圏がいいです。

楽天市場・楽天カード・楽天モバイルを組み合わせることで、買い物ごとに高還元が狙えます。

ふるさと納税や旅行予約(楽天トラベル)も含めて活用すれば、ポイントの貯まり方が加速します。

街での支払い中心の人はPayPay

街での支払い中心の人なら、PayPay経済圏がおすすめです。加盟店が多く、QR決済一つでスムーズに支払いができます。

ワイモバイルやYahoo!ショッピングを組み合わせれば、ネット・街のどちらでもバランス良くポイントを獲得できます。

家族で経済圏を併用することで節約にも

家族内で役割を分けて「ネット=楽天」「実店舗=PayPay」にすると、効率的にポイントを貯められます。

家族カードや共有アカウントを活用すれば、貯まったポイントをまとめて使うこともできます。

旅行や家計管理など、共通の出費にポイントを充てると、実質的な節約効果も大きくなります。

Q&A:PayPay(ペイペイ)と楽天経済圏の疑問に回答

Q:PayPay経済圏をやめた方がいい人は?

A:実店舗の利用が少ない人や、ポイント管理が面倒に感じる人は無理に続ける必要はありません。

Q:楽天経済圏からPayPayに乗り換えるべき?

A:生活スタイル次第です。実店舗利用が多ければPayPay、ネット重視なら楽天のままで問題ありません。

PayPay(ペイペイ)と楽天経済圏まとめ

PayPay経済圏と楽天経済圏はどちらも便利ですが、得意分野が異なります。

ネットは楽天、街ではPayPay。

こうした使い分けが最も現実的で、リスクも分散できます。

都度、利用状況を見直して最適な組み合わせを探していきましょう。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

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