10万円申し込んだBATSUNAGU・バツナグのファンド解説!リスクは何?
公開日 2025/07/29
最終更新日 2025/07/29

筆者も10万円申し込んでみたので、その理由やリスクなどを解説します。
想定年利8%で、2ヶ月運用の短期ファンドの特徴を知りたい方は参考にしてください。
- ・1万円から投資できる
- ・想定年利8%、2ヶ月の短期運用の抽選式
- ・日経にも掲載された注目エリアでのファンド
- ・投資なので元本保証なし
- ・運営も共同出資し、投資のリスクを軽減
BATSUNAGUファンド第27号|年利8%×2ヶ月運用、抽選式で登場!
不動産クラウドファンディング「BATSUNAGU(バツナグ)」にて、新ファンド「ホテルリノベーションフェーズ1(27号)」の募集が開始されました。
観光需要の高まる野尻湖エリアで、資産形成と地域活性化の両立を目指す再生プロジェクトとなっています。
※投資であり元本保証はなく、損をする可能性もあるので、その点に注意です
ファンド概要|BATSUNAGU 27号ファンドの基本情報
本ファンドは、再生宿泊施設を対象にした短期運用型の案件。
こちらは、3段階にフェーズが分かれており、無駄を省きながら高配当を目指す設計。
各フェーズに分けることにより、資金を必要なタイミングで集め、事業コストを可能な限り抑えます。
コストを抑えることにより、投資家への高配当を目指します。
なお、本ファンドに出資した人は、次フェーズにて優先的に出資可能。
ファンド概要 | |
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ファンド名 | ホテルリノベーションファンド フェーズ1(27号ファンド) |
提供 | 不動産クラウドファンディング「BATSUNAGU」 |
想定利回り | 年利8.0% |
想定運用期間 | 2025年9月1日 ~ 2025年10月30日 |
募集方式 | 抽選式 |
募集期間 | 2025年7月28日(月)12:00 ~ 8月18日(月)23:59 |
抽選予定日 | 2025年8月19日(火) |
入金締切 | 2025年8月25日(月)15:00 |
最低出資金額 | 1口1万円~ |
投資上限金額 | 5,000万円 |
募集金額 | 5,000万円(ファンド総額5,500万円、劣後出資500万円) |
再生対象物件の魅力と可能性
本物件は、野尻湖の徒歩圏内、国道沿いに建つ元レジャーホテルを活用した宿泊施設。
外観や雰囲気を活かしつつ、現代ニーズに合った施設へとリノベーションされます。
四季折々のアクティビティと相性がよく、「秘密基地」のような非日常空間を提供予定です。
物件概要 | |
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住所 | 長野県上水内郡信濃町野尻1047-2 |
アクセス | 長野駅・上越妙高駅から車で約30分 |
土地面積 | 1,725.83㎡ |
延床面積 | 933.11㎡ |
構造 | 鉄骨造亜鉛メッキ鋼板葺2階建 |
築年数 | 昭和58年(築約42年) |
野尻湖・妙高高原エリアの観光資源
本ファンドの物件に近い野尻湖は信濃町の標高654mに位置します。
近年は外国人観光客の訪問も増えており、今後の成長ポテンシャルも高い注目エリアです。
日経でも記事化されたエリア
以下、バツナグのファンドページにある記載。
野尻湖・妙高高原エリアに位置する本物件は、エリアとしての発展、さらには不動産価値向上も期待できる魅力的な物件であると考えております。
また、日経新聞でも「新潟・妙高を世界的リゾートに ファンドが2000億円投資」という記事が出ています。
本物件のあるエリアはポテンシャルのあるエリアと言えるかもしれません。
運営・施工の安心体制|PLAY&co × Hajikamiのタッグ
本施設の運営は、ホテル・ホステル・ヴィラ・サウナなどの実績をもつ「株式会社PLAY&co」が担当します。
以下、PLAY&coの運営施設の一例。
以下、Hajikamiの実績。
プロフェッショナル2社がタッグを組み、物件の不動産価値の最大化を目指します。
本ファンドで筆者は10万円申し込んでみました。
出口戦略と投資家メリット
本ファンドで物件の改修後は、固定賃料という安定収入を見込んでいます。
かつ、リノベによる資産価値の向上から売却も狙える設計です。
バツナグでは過去、豊富なリノベ実績があります。(以下、実績の一部)
さらに、短期運用・高利回りという組み合わせが、本ファンドの魅力。
短期・高収益をバランスよく狙いたい方に向いているファンドかもしれません。
優先劣後スキームで投資家の保護も
本ファンドでは優先劣後スキームもあり、運営会社であるリムズキャピタルの劣後出資割合は10%です。
これにより、投資家のリスクを低減しています。
仮に想定する条件で対象不動産を売却できない場合、想定利回りに悪影響を与えるおそれがあります。
しかし、運営会社が共同出資(劣後出資)することにより、対象不動産の売却時に損失が発生した場合のリスクを軽減できます。
本ファンドでは10%以上の損の発生で投資家が損をする
仮に対象不動産に売却損が発生した場合、運営のリムズキャピタルが先に損失を負担。
損失がリムズキャピタルの出資額を越えた際にはじめて投資家の元本が毀損します。
本ファンドであれば、売却時に10%以上の損が発生した場合、投資家にも損失が発生します。
こうしたことを理解し、投資すべきか判断するのが良さそうです。
まとめ:BATSUNAGUやってみた
最後に要点をまとめます。
- ・1万円から投資できる
- ・想定年利8%、2ヶ月の短期運用の抽選式
- ・日経にも掲載された注目エリアでのファンド
- ・投資なので元本保証なし
- ・運営も共同出資し、投資のリスクを軽減
抽選申込はすでにスタートしています。
リスクはあるものの、2ヶ月と短期で運用が終わり、年利8%を狙えるファンド。
運用中は現金化できませんが、それを許容できる人にとっては検討の余地がありそうです。
バツナグでは現在、想定年利9%で運用3ヶ月のファンドも募集中。
そちらも気になる方などは、公式サイトを見ておきましょう。