危険?大損も?クラウドバンクは怪しい?償還遅延・元本割れの実績を調査

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「クラウドバンクは怪しいのでは?」「元本割れや償還遅延があるのでは?」「大損するリスクは?」

こうした不安を持つ投資家は少なくありません。

実際にクラウドバンクには行政処分を受けた経歴があり、現在も一部ファンドで償還遅延が見られます。

また、元本割れも確認できます。

本記事では公式データや過去の事例をもとに、クラウドバンクの「怪しい」とされる点を整理し、リスクの実態をわかりやすく解説します。

結論、クラウドバンクでは問題があるので、遅延などの問題を起こしていない事業者の方が安心かもしれません。

クラウドバンクは怪しい? 信用不安の背景

まず、クラウドバンクは怪しいのかを検証していきます。

そもそもクラウドバンクとは?

クラウドバンクは、日本クラウド証券が運営する「融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)」です。

投資家から集めた資金を企業へ融資し、その利息を配当として還元する仕組みで、証券会社が運営している数少ないサービスの一つです。

累計応募金額は業界トップクラスを誇りますが、その規模ゆえに過去のトラブルも注目されています。

過去に行政処分を受けた事実

クラウドバンクを運営する日本クラウド証券は、2015年に関東財務局から業務停止・業務改善命令を受けています。

新規勧誘の停止や内部管理体制の改善が命じられるなど、当時は深刻な不備が指摘されました。

金融庁に登録された業者ではあるものの、一度行政処分を受けた点で「怪しい」と思う方もいます。

SNSや口コミで広がる不安

現在もSNSや掲示板では「返済が遅れている」「お金が戻らないのでは」といった声が上がっています。

このように、クラウドバンクの返済遅延を訴える声が集まっています。

投資家にとっては実際の資金が拘束されている状況が続いており、怪しさや危うさを感じるのも自然でしょう。

クラウドバンク(CrowdBank)の償還遅延リスク

実際のクラウドバンクの償還遅延リスクについて、ファンドの状況から解説します。

運用中ファンドの33%が遅延中

クラウドバンク公式の「運用実績」ページ(2026年1月時点)では、運用中ファンドの状況として「正常運用中 67%」「償還遅延中 33%」と公表されています。

つまり、運用中の約3分の1が遅延している状況であり、投資家の不安につながりやすい数字であることは否めません。

DR社関連案件の遅延が長期化

特に目立つのは、DR社関連の融資案件での返済遅延です。

2024年から現在にかけて、担保売却や訴訟の進展が公式に報告されています。

しかし「大きな進展なし」と記される月もあり、長期化が懸念されています。

こうした遅延があると、投資家は資金を引き出せず、再投資の機会も失ってしまいます。

遅延が解消する保証はなく、資金拘束が続いています。

クラウドバンク(CrowdBank)の元本割れ・損失リスク

次に、クラウドバンクの元本割れ・損失の事例もまとめます。

償還済みファンドにも元本割れ案件が存在

クラウドバンク公式の「償還済みファンド損益実績」では、マイナス損益の案件数が掲載されています。

内訳は「-10~0%:95本」「-20~-10%:11本」「-30~-20%:4本」となっており、合計で100本超の"マイナス損益"が確認できます。

もちろん全体から見れば一部ではあるものの、「元本割れが全くない」というイメージは誤りで、損失リスクは現実に存在します。

為替差損でマイナス収支になる可能性あり

クラウドバンクの損益には「為替差損益を含む」と記載されています。

特に海外案件では為替変動の影響を大きく受け、円安・円高の動きによっては利益が吹き飛び、損失になるケースもあります。

高利回りを期待して外貨建て案件に投資しても、為替の影響でマイナス収支になる可能性に注意してください。

投資家が「危ない」「やばい」と感じる理由

次に、投資家が「危ない」と感じる理由もまとめます。

返済不能や担保売却の不確実性

クラウドバンクによると、一部案件で債務者や連帯保証人への訴訟、担保売却先との交渉などが続いています。

しかし8月7日のリリース時点で、債権回収の進展はないとのことです。

対応に時間がかかっていることで、「資金が戻らないのでは」と不安に思う投資家もいるでしょう。

資金拘束のストレス

償還遅延が続く間は、元本も分配金(利払い)も受け取れません。

解約ができない仕組みのため、投資家は資金を拘束され続けることになります。

このような状況が、クラウドバンクの悪い評判につながっています。

口コミで「損失体験」が拡散されている

実際の口コミでは「遅延で資金が戻ってこない」「為替でマイナスになった」といった声が散見されます。

上記のようなコメントは、公式データに裏付けられた損失案件の存在と相まって、「怪しい」「危ない」というイメージに結びついています。

クラウドバンクが投資家に選ばれる理由

一方で、リスクが語られやすいクラウドバンクにも、選ばれる理由があります。

高利回り案件が多い

クラウドバンクは、相対的に高い利回り水準の案件が多いことが魅力です。

実績ページでは実績平均利回りなども掲載されています。

2026年1月現在、実績平均利回りは6.01%となっており、高利回りなファンドを取り扱っていることがわかります。

実際、直近の案件でも目標利回りが7%を超えているファンドも珍しくありません。

クラウドバンクは案件を選べばハイリターンが得られる投資と言えるでしょう。

証券会社運営で安心感がある

クラウドバンクは日本クラウド証券株式会社という証券会社が運営しています。

運営会社は金融商品取引業者としての登録や加入団体等を明記しており、一定の制度・監督枠組みの中で運営されている点は、安心材料として評価されることがあります。

ソーシャルレンディングの事業者は金融商品取引業者の登録を受ける必要がありますが、中には無登録の業者もいます。

登録を受けているということは、健全な会社と考えられるため、クラウドバンクの安心感につながっていると言えます。

手数料が無料

クラウドバンク公式では、口座開設手数料・口座維持費・販売手数料・出金時手数料が無料(※外貨出金は実費など例外あり)である旨が説明されています。

1円の出金でも手数料はかからず、入出金にほとんど制限がありません。

手数料無料でサービスを提供するクラウドバンクは、投資家に対して良心的な事業者と言えます。

ファンドの種類が豊富

再生可能エネルギー関連など、テーマ性のある案件を含め、複数ジャンルのファンドを選べる点も特徴です。

投資家は多彩なファンドの中から投資したい案件を選ぶことができ、1つのサービス内で分散投資をすることも可能です。

ファンドの種類が少ないと、投資したいファンドが見つからなかったり、人気のファンドに応募が集中して申込前に募集が終了してしまったりと、投資機会を得られない場合があります。

しかし、クラウドバンクはファンドの種類が豊富なため、投資がしやすい点も投資家に選ばれる理由の一つとなっています。

クラウドバンクが向いていない人・注意すべき人

ここからは「結局、自分はやめた方がいいのか?」を判断できるように、クラウドバンクが向いていない人・注意すべき人を整理して紹介します。

元本保証を求める人

マイナス損益の実績も公表されている以上、損失が出る可能性を許容できない方には不向きです。

クラウドバンクに限らず、ソーシャルレンディングは元本保証ではありません。

元本が減るリスクを取ってでも、高い利回りで運用したい方向けの投資です。

元本保証で運用したい方は、国債など元本保全性が高く低リスクな投資を検討しましょう。

途中解約したい人

融資型クラファンは、原則として運用途中の解約ができません。

クラウドバンクも同様で、運用の途中で解約することはできません。

遅延が発生すると想定より長く資金が戻らないケースもあり、流動性を重視する人には合いません。

長く資金が拘束されると困る人には、合わないサービスと言えます。

為替リスクを許容できない人

外貨建て・海外案件では為替差損で収支がぶれる可能性があります。

為替の変動にストレスを感じる方は、海外案件への投資は慎重に検討すべきです。

為替リスクが気になる人は、国内のファンドのみに投資するという使い方も検討してみましょう。

ソーシャルレンディングを検討している人には不動産クラファンもおすすめ

オンラインで手軽に投資ができるサービスは、クラウドバンク以外にも多数存在します。

複数のサービスを調べ、比較してから選ぶと良いでしょう。

また、ソーシャルレンディングを検討している方は、ぜひ不動産クラウドファンディングも検討してみてください。

不動産クラウドファンディングとは、1万円など少額から不動産に投資ができるサービスです。

事前に想定利回りがわかることや、優先劣後方式による投資家保護の仕組みが充実しているなどの特徴があり、リスクを下げた運用が叶います。

オンラインで投資ができる点はソーシャルレンディングとよく似ていますが、投資対象が不動産に限られることなどの違いがあります。

不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングの違いは以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもご参考ください。

不動産クラウドファンディング自体について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

初級記事

大損しないために!リスクを抑えて投資するための考え方

クラウドバンクに限らず、融資型クラファンで大切なのは「前提となるリスク管理」です。

ここでは、できるだけリスクを抑えて投資を行うための考え方を紹介します。

投資は余剰資金で行う

投資は余剰資金のみで行いましょう。

生活費や非常時の備えを確保した上で、当面使わない資金の範囲で投資額を決めることが基本です。

運用が好調なときは無理をしてでも投資資金を増やしたくなり、生活に必要な貯金を切り崩してしまう人もいます。

しかし、元本割れのリスクがある以上、必要な資金まで投資に回すのはおすすめできません。

最悪の事態を想定し、元本割れが生じても日常生活や将来設計に支障が出ない範囲で投資を行いましょう。

分散投資を徹底する

クラウドバンク内でもファンドを複数に分ける、あるいは他の事業者に分散するなど、リスクを一点に集中させないことが大切です。

クラウドバンクでは、1つのファンドに対して原則1万円から投資が可能です。

例えば5万円の資金がある方は、1つのファンドに5万円すべてを投資するのではなく、5つのファンドに1万円ずつ投資するなど、分散投資を行いましょう。

また、クラウドバンク以外のサービスを併用すれば、より広くリスクを分散させることができます。

海外案件には慎重になる

海外案件は利回りが魅力的でも、為替リスクが乗ります。

「利回りだけで選ばない」「為替も含めた最悪ケースを想定する」ことが重要です。

現地通貨建てでは利益が出ても、為替レートの変動によっては日本円換算で損失が生じる場合があるからです。

大きな変動が予想される通貨での投資には特に慎重になるなど、リスクを冷静に判断しましょう。

為替リスクが怖い方は、日本国内で運用されるファンドのみに投資する戦略も考えられます。

公式データを定期的に確認する

投資後も定期的に確認し、自分の資金がどういう状況にあるかを把握することが重要です。

事業者が発行するレポートには運用状況が記載されているため、当初の予定どおりの運用ができているか確認しましょう。

運用に不安を感じたら、その事業者のファンドには追加投資しない、といったリスク管理ができます。

クラウドバンクに関するFAQ

Q1. クラウドバンクは元本保証ですか?

いいえ、クラウドバンクは元本保証ではありません。

公式にも明記されている通り、損失リスクがあり、過去の実績でも元本割れ案件が存在します。

Q2. 償還遅延はどのくらい発生していますか?

クラウドバンク公式の運用実績ページ(2026年1月時点)では、運用中ファンドのうち「償還遅延中 33%」と公表されています。

特にDR社関連案件で長期化している遅延が目立ちます。

Q3. 大損する可能性はありますか?

可能性はあります。

実際に償還済みファンドの中で100件以上が損失を出しています。

為替差損や事業者の返済不能によって投資家が損失を被った事例があります。

Q4. 投資する場合の注意点は?

必ず余剰資金で行うこと、ファンドを分散すること、為替リスクを理解することが大切です。

また、投資後も公式サイトで進捗を確認し、自分の資金状況を把握し続ける必要があります。

まとめ:クラウドバンクで今後貸し倒れが発生するかも

クラウドバンクは金融庁登録の事業者ですが、過去に行政処分を受けた経歴があります。

現在も運用中ファンドの27%が償還遅延中という事実があります。

さらに、償還済み案件でも100件以上がマイナス損益を出しています。

デフォルトや裁判・訴訟などのリスクも想定する

高利回りの魅力がある一方で、資金拘束や回収不能のリスクも無視できません。

データと事実を踏まえるなら「危ない可能性のある投資商品」であることを前提に考えるべきでしょう。

余剰資金で分散投資を行い、常に公式情報をチェックする。これが投資家にできるリスク管理です。

クラウドバンクでは問題があるので、遅延などの問題を起こしていない事業者の方が安心かもしれません。

複数事業者を比較して選ぶなら「ゴクラク」

クラウドバンクのように遅延や元本割れの事例があるサービスの場合、「別の事業者も見てみたほうが安全かもしれない」という判断は非常に合理的です。

ソーシャルレンディングを検討している方は、不動産クラウドファンディングにも目を向けてみましょう。

とはいえ、不動産クラウドファンディングにも多数のサービスがあり、どれを選べば良いかわからない、という人も多いでしょう。

そこで便利なのが、国内最大級の不動産クラウドファンディング・ソーシャルレンディング一括比較サービス「ゴクラク」です。

ゴクラクでは、次のポイントを一度に比較できます。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    不動産クラウドファンディング等の情報を提供しています。投資初心者の目線に立った運営を目指しています。記事は情報提供を目的としており、特定商品への投資を勧誘するものではございません。投資に関する意思決定は、事業者の公式サイトにてリスク等の内容をご確認いただき、ご自身の判断にてお願いいたします。

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