オルツ上場廃止いつ?理由は粉飾決算?民事再生で株は今後どうなる?
公開日 2025/08/21
最終更新日 2025/08/21

2025年、株式会社オルツの上場廃止が決まりました。
さらに、同社は東京地方裁判所に民事再生手続きの申請を行いました。
上場からおよそ10カ月という短期間での上場廃止は、市場関係者に大きな衝撃を与えています。
上場廃止になったオルツとは
オルツは2014年に設立されたAI企業で、議事録作成サービス「AI GIJIROKU」などのプロダクトを展開してきました。
同社は2024年10月に東証グロース市場へ上場し、次世代AIの旗手として注目を集めました。
しかし上場後に売上の過大計上が疑われ、第三者委員会の調査を経て不適切な会計処理が判明しました。
発端と不正の概要
2025年4月、オルツにおいて売上の過大計上が問題視されました。
同社は、第三者委員会を設置し調査。
結果、不適切な会計処理があったことが判明しました。
取引所の対応と上場廃止スケジュール
東京証券取引所は2025年7月、同社を監理銘柄に指定し、その後、上場廃止を決定。
上場廃止日は2025年8月31日となっています。
法的手続きと債権者対応
オルツは2025年7月に東京地裁へ民事再生手続きの申請を行いました。
負債総額は約24億円とされています。
投資家への影響
上場廃止後は市場での売買ができなくなります。
株主は同社リリースなどを確認し、必要に応じて専門家の助言を得ることが重要です。
上場廃止の株がどうなるかは以下の記事でチェックしてください。
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