公開日 2024/12/19
最終更新日 2024/12/19
今回は、そんな「NEXT SHIFT FUND(ネクストシフトファンド)」の特徴や評判・クチコミ について紹介していきます。最後に編集部独自の評価・辛口レビューも掲載しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。
「NEXT SHIFT FUND」編集部の独自評価・レビューを見る
サービス名 | NEXT SHIFT FUND(ネクストシフトファンド) |
初回募集開始 | 2018年3月23日 |
想定利回り(年利換算) | 4.5〜7.7% |
最低投資額 | 2万円 |
募集方式 | 先着式 |
中途解約 | 不可 |
「NEXT SHIFT FUND」は投資家の出資金をモンゴルやカンボジア、ジョージアなどの国で融資する融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)サービスです。募集は先着式で行われ、2万円から投資できます。
配当は半年に1回支払われる仕組みで、平均運用期間は13カ月です。なお、基本的に融資における保証と担保はありません。
会社名 | ネクストシフト株式会社 |
所在地 | 〒680-0404 鳥取県八頭郡八頭町見槻中154-2 隼Lab. 2F |
設立 | 2016年10月7日 |
代表 | 代表取締役 森 桂一 |
資本金 | 3億9,870万円(資本準備金を含む) |
登録免許 | 第二種金融商品取引業 登録番号:中国財務局長(金商)第48号 |
上場/非上場 | 非上場 |
2020年4月の募集を最後に新規ファンドの募集はありませんが、サービス終了のアナウンスもありません。
例えば農業のプロジェクトでは、投資家の出資金を新興国のマイクロファイナンス機関を通して、低所得者や農家など銀行のサービスを受けられない人に融資をします。融資資金は家畜や肥料、農機具やミシンなどの購入に使われ、経済的な自立につなげます。
マイクロファイナンス機関は全世界に1万ほどあるとされています。「Microfinance Barometer 2019」によると貸出残高は世界全体で1,200億ドル以上、借り手数は1億4千万人以上いるといわれています。
ファンドを通してこうした市場にアクセスできるのは大きな魅力といえるでしょう。
これは、ファンド運営者が実際に現地を訪問するなどして借り手に直接話を聞くというもので、現在の経済的状況や融資を受けてどんなことに使っているのか、それによって生活がどう変化したのか、といったインタビューが掲載されています。
ソーシャルレンディングは、ファンド事業者を通して資金を融資するサービスですが、最終融資先の個人の状況にまで踏み込んだコンテンツはほかにはなく、非常にユニークです。資金の使途が明確になり、投資をする意義をより強く感じられるでしょう。
比較的短期スパンで分配金が受け取れるのは安心感もありメリットといえます。
また担保設定などをすることでコストがかかることから、融資金利をできる限り抑えることも理由であるとしています。投資家からすれば、担保などが出資の安心感につながるものですが、それがないため、あらかじめ一定のリスクがあることを覚悟しておく必要があります。
さらにモンゴルでは米ドルでの貸付金は最終的に借り手の現地通貨に転換されます。現地通貨が下落すると、米ドルでの返済において負担が増加します。その結果として融資先機関の信用リスクが高まることにもつながります。
モンゴルの現地通貨「トゥグルグ」の価格には、モンゴルの主要産業である鉱業の鉱物資源価格や、主要輸出先の中国経済の影響による下落リスクがあります。このあたりのリスクも事前に承知しておく必要があるでしょう。
もちろんファンドによりケースバイケースですが、一般論として日本国内の企業を対象にしたソーシャルレンディングサービスよりもリスクは高いといえます。
\さっそく「NEXT SHIFT FUND」をチェック/
社会インパクト投資特化の融資型、
— SALLOW@クラウドファンディング投資/FIRE済 (@SALLOW_SL) October 22, 2021
「ネクストシフトファンド」の全案件が償還。
全体の投資結果を振りかえってみました😃#ブログ書け #ブログ更新 #はてなブログhttps://t.co/QYNXCaZb2c
ネクストシフトファンドの残高がなくなりました。新規の案件はしばらく出ていないようですが、コロナの影響ですかね。全件棄損なく償還して何よりです。
— 毛布𝕏 (@hataraki_rev) September 27, 2021
ネクストシフトファンド
— れんだー (@slgmar) March 11, 2021
ジョージア×カンボジア中小企業経営者さん応援ファンド2号 の償還
円安のタイミングで良かったですね。 pic.twitter.com/7QWXFhSrUB
ネクストシフトファンド運用終了。
— 銀河 (@bokuranohata) March 10, 2021
前回は為替差損を出したが、今回は無事。
世情が安定しないから、次を出す時期を見計らってるのかな。
クラウドリアルティから2週間近く沈黙してるので、そろそろ出撃したい。
ネクストシフトファンド2件、償還完了。
— SALLOW@クラウドファンディング投資/FIRE済 (@SALLOW_SL) February 8, 2021
残念ながら為替による差損発生。
まあ、こればかりはレートが逆なら逆になっていたでしょうし、しかたないですね。 pic.twitter.com/Lyh22Or2qO
ただその場合、記事でも書きましたが海外案件はCOOLの手に負えない可能性が高いと思うんですよね🤔
— SALLOW@クラウドファンディング投資/FIRE済 (@SALLOW_SL) May 13, 2022
本音ではネクストシフトファンド再誕を期待するのですけど...可能性は低いか😂
私もそう思います<厳しい
— SALLOW@クラウドファンディング投資/FIRE済 (@SALLOW_SL) November 25, 2021
だからこそ、巻き返しできるかどうか注目です。
社会インパクトと言えば、ネクストシフトファンドはこのまま自然消滅してしまうのでしょうか。けっこう気に入っていたんですけどね😂
※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります
評価 | B | 新興国へのインパクト投資ファンドが豊富。リスクは高め |
最大の魅力は、海外、とくに新興国における社会課題の解決に投資を通じて貢献できることでしょう。各ファンドで紹介されるストーリーを読むことで、その融資によって助かる人が想像でき、社会とのつながりを実感できるようになっています。
一方で、対象が新興国であることもあり、リスクは総じて高めであるといえます。為替変動リスクや融資先の信用力による貸し倒れリスクなどがあり、しっかり理解した上で投資することが求められます。
また、ファンドの募集は最近行われておらず、2020年4月の募集を最後に止まっている状態です。サービス終了のアナウンスこそないものの、現状は「開店休業」状態であるといえます。
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