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公開日 2024/09/26
最終更新日 2026/04/24
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不動産クラウドファンディングのファンドにはさまざまなものがあり、運用期間にも大きな幅があります。
短いものだと1カ月というものから、長いものだと3年以上といったものもあります。
不動産クラウドファンディングの短期型・長期型のファンドにはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。
また、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。今回は、この違いについて解説します。
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短期型ファンドの特徴は、不動産の売却益を主な配当原資とするキャピタルゲイン型ファンドが多いことが挙げられます。特に運用期間6カ月未満のものはこの傾向が強く、さらに運用期間〜3カ月といったファンドでは、ファンド募集時点ですでに売却先が決まっているようなケースもあります。
キャピタルゲイン型ファンドは、物件のリフォームでバリューアップを施して売却するといったスキームで運用され、比較的大きな利益が見込めるため、想定利回りが大きくなりやすいのも大きな特徴です。
インカムゲイン型ファンドは、長期にわたって安定的に収益を上げられるのが大きなメリットです。一方で、キャピタルゲイン型ファンドに比べると想定利回りはやや低めに設定される傾向があります。
長期型ファンドの中には物件を新築する開発案件なども含まれます。
例えば、取得価格1億円の物件を1億1,000万円で売却する場合、1年間で運用すると年利換算の利回りは10%ですが、これを6カ月で運用すると、6カ月で1,000万円の利益を生むことになるため、年利換算では利回り20%になります。
しかし短期運用であれば、こうした事態に直面する可能性が低くなるほか、仮に直面したとしても、影響は限定的なもので済みます。
仮に募集形式が抽選式で募集期間2週間、さらに入金期間が1週間、運用終了から償還まで1週間かかるとすると、「運用していないのに資金が拘束される期間」としてさらに約1カ月かかることになります。そして実際には2カ月の運用で6%の利回りを得ることになり、実質的に3%の利回りとなってしまいます。
事務的なことに関する期間は短縮に限度があるため、基本的に運用期間が短いほど投資効率は悪くなりやすいといえます。
投資後はほったらかしでOKであることは不動産クラウドファンディング投資の大きなメリットですが、短期型ファンドでは、このメリットをスポイルすることにもなりかねない点には注意が必要です。
不動産クラウドファンディングは多くのケースで中途解約ができません。長期のファンドに投資してしまうと、何らかの理由で急に生活資金が必要になったり、別の投資商品に投資したくなった際には困ることになるかもしれません。
運用期間の長いファンドに投資していると、投資期間中にそうした経済変動が発生する可能性も高まります。
例えば、会社を定年退職したり、FIREを果たしたりした人で、まとまった投資資金があり、それを活用して生活のための収入が得たいという人には、安定的な利回りが期待できる長期ファンドが最適です。
どちらにも優れた特徴があり、一概にどちらがよいとはいい切れません。投資スタイルによって適したものは変わりますし、分散投資としてどちらにも投資する、といったやり方もよいでしょう。
それぞれの特徴をよく理解し、自分に合ったやり方で投資を行うようにしましょう。
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IT系企業に勤務する傍ら、2010年からソーシャルレンディングでの資産運用を開始。同時にブログ「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」を開設。 著書に「年利7%! 今こそ『金利』で資産を殖やしなさい!~日本初! 融資型クラウドファンディング投資の解説書」(ぱる出版)がある。