松井証券ポイントは貯まらない?何に使える?貯め方や交換できるポイント一覧を解説
公開日 2025/12/01
最終更新日 2025/12/01
松井証券ポイントは、投資信託の残高やデビットカード、JCBカード経由のOki Dokiポイント交換で貯められるポイントです。
貯め方が分かりにくい、思ったより増えないと感じる人も多いかもしれません。
この記事では、松井証券ポイントの最新の貯め方や使い道を整理。
JCBカードを使った効率的な貯め方まで解説します。
要点まとめ
- 松井証券ポイントは、投信残高・iDeCo残高・MATSUI Bankデビット・JCB Oki Dokiポイント交換の4ルートで貯まる。
- 投信残高ポイントサービスでは、年最大1%相当のポイントが貯まり、毎月エントリーが必要。
- JCBカードで貯まる「Oki Dokiポイント」を松井証券ポイントに交換でき、交換レートは1ポイント→4ポイント。
- 貯まったポイントはポイント投資、PayPayポイント、dポイント、Amazonギフトカード、商品交換に利用できる。
結論:松井証券ポイントは投信残高とJCBカードの利用などで貯まる
ここでは松井証券ポイントの全体像を先にまとめます。
松井証券ポイントは、投資信託やiDeCoの残高、デビットカードなどで貯められるポイントサービスです。
特に中心となるのが「投信残高ポイントサービス」。
保有する投資信託に応じて最大1%相当のポイントが自動で積み上がります。
JCBカードの利用でもポイントが貯まる
次に効率が良いのが、JCBカードのOki Dokiポイントを松井証券ポイントに交換する方法です。
交換レートはOki Dokiポイント1ポイントにつき、松井証券ポイント4ポイントです。
JCBカードのクレカ積立やショッピングでOki Dokiポイントが貯まり、それを投資ポイントに変換できます。
貯まった松井証券ポイントは、投資信託のポイント積立やPayPay・dポイント・Amazonギフトカードなどに交換できます。
松井証券ポイントの仕組みと特徴
松井証券ポイントの仕組みを、最初に整理します。
松井証券ポイントは、松井証券の取引やサービス利用で貯まる独自ポイントです。
投資信託の残高、iDeCoの残高、デビットカードの利用、JCBカードのOki Dokiポイント交換などで獲得できます。
ポイントで投信を買えて、PayPayなどにも交換できる
貯めたポイントは投資信託の積立に使えます。
ほかに、PayPayポイント、dポイント、Amazonギフトカード、商品交換にも利用できます。
ポイントの種類や付与条件は公式サイトで指定されています。
松井証券ポイントの還元率:4つのルートで貯まる
ここでは、松井証券ポイントの具体的な貯まり方を解説します。
1.投信残高ポイントサービス(最大1%)
投信残高ポイントサービスは、松井証券ポイントの中心となる制度です。
松井証券で保有している投資信託の「月間平均保有金額」に応じてポイントが還元されます。
銘柄ごとに還元率が設定されており、最大1%相当のポイントが年間で付与されます。
iDeCoで保有する投資信託も対象
iDeCoで保有する投資信託も対象で、こちらは「月末残高」からポイントが計算されます。
ポイントは翌月15日頃に付与されます。
対象外商品として、ETF、REIT、米ドルMMFがあります。
このサービスを利用するには、毎月末までに専用フォームからエントリーが必要です。
エントリーしていない月は、投資信託やiDeCoの残高があってもポイントは付与されません。
2.MATSUI Bankデビット(1.0%)
MATSUI Bankデビットは、日常の支払いでポイントを貯めたい人に向いた方法です。
MATSUI Bank(住信SBIネット銀行 マツイ支店)のデビットカードで買い物すると、100円(税込)ごとに1ポイントが付与されます。
還元率は1.0%で、ポイントは利用月の翌月に付与されます。
カード利用で付与されるポイントの有効期限は、最後にポイントが付与された日から2年後です。
3.JCBカードのOki Dokiポイントを交換して貯める(1ポイント→4ポイント)
2025年から、JCBカードで貯まるOki Dokiポイントを松井証券ポイントに交換できるようになりました。
交換レートは、Oki Dokiポイント1ポイントにつき松井証券ポイント4ポイントです。
Oki Dokiポイントは、まずショッピング利用で付与。
加えて、JCBカードで投資信託のクレカ積立を行うと貯めることができます。
交換にはMyJCBの登録が必要
クレカ積立に対応するのはJCBオリジナルシリーズ(JCBカード W、JCBカード S、JCBゴールドなど)です。
Oki DokiポイントはMyJCBでギフトコードを発行し、松井証券のポイント画面で入力すると松井証券ポイントに変換されます。
この仕組みにより、JCBカード利用を通じて実質的に松井証券ポイントを増やすことができます。
4.旧MATSUI SECURITIES CARD(新規申込が終了)
「MATSUI SECURITIES CARD」は、かつてジャックスが発行していた松井証券の提携クレジットカードです。
ショッピング利用200円(税込)ごとに松井証券ポイント1ポイントが付与され、還元率は0.5%でした。
しかし、2025年5月24日に新規申込が終了しています。
そのため、今後はJCBカードを利用したOki Dokiポイント経由で貯める方法が主流となります。
松井証券ポイントが貯まらないと感じる主な理由
ここでは、ポイントが「思ったより貯まらない」と感じる原因を整理します。
1つ目は、投信残高ポイントサービスのエントリー漏れです。
このサービスは自動適用ではないため、月末のエントリーを忘れるとポイントが付与されません。
ポイント付与対象外の銘柄を知ろう
2つ目は、対象外商品を中心に保有しているケースです。
ETF、REIT、米ドルMMFなどは対象外のため、投資額が大きくてもポイントは貯まりません。
3つ目は、投資信託やiDeCoの残高が少ない場合です。
残高が小さいと、還元されるポイントも必然的に少なくなり、体感として「貯まらない」印象が強くなります。
iDeCoの情報も登録する
4つ目は、iDeCoの口座情報の登録漏れです。
iDeCoのポイント還元を受けるには、投信サイトで追加登録が必要です。
登録がないと、iDeCoの残高はポイント対象に入りません。
有効期限切れに注意
5つ目は、ポイントの有効期限切れです。
有効期限切れのポイントは戻らないため、こまめに確認する必要があります。
松井証券ポイントは何に使える?使い道と交換レート一覧
ここでは、松井証券ポイントの主な使い道を整理します。
松井証券ポイントは、投資信託の積立や各種ポイント、ギフト券、商品交換など幅広く利用できます。
1. ポイント投資(投資信託の積立)
ポイント投資では、松井証券ポイントを使って投資信託を積立購入できます。
1ポイント=1円として利用でき、100ポイントから投資可能です。
設定すると、保有している全ポイントが毎月1回、自動的に選択した投資信託の購入に使われます。
現金を使わずに投資が始められる点が特徴です。
2. PayPayポイントへの交換(100ポイント→90ポイント)
松井証券ポイントは、PayPayポイントに即時交換できます。
交換レートは、100ポイントにつき90ポイントです。
交換単位は100ポイント以上で、100ポイントごとに交換できます。
日常の支払いに使いたい人に向いた使い道です。
3. dポイントへの交換(1ポイント→1ポイント)
dポイントにも即時交換できます。
交換レートは、1ポイントにつき1ポイントです。
1ポイント以上、1ポイント単位で交換できます。
細かい単位で交換できるため、端数処理がしやすい点がメリットです。
4. Amazonギフトカードへの交換(1ポイント=1円)
Amazonギフトカードには、松井証券ポイントを1ポイント=1円で交換できます。
交換できる額は1,000円~100,000円までです。
1,000円~10,000円は1,000円単位、10,000円~100,000円は10,000円単位で交換可能です。
Amazonをよく使う人には利用しやすい使い道です。
5. 商品交換(約3,000種類)
松井証券ポイントは、商品交換サイトの約3,000種類のアイテムと交換できます。
家電、日用品、食品、ギフト商品などが選べます。
欲しいものがなければカタログから選ぶ楽しみもあります。
6. ポイント交換の注意点
PayPayポイントとdポイントへの交換は即時反映されます。
Amazonギフトカードは、交換後に発行されるコードを使います。
ポイント交換後は、松井証券ポイントへ戻すことはできません。
交換は「松井証券ポイント → 外部ポイント・ギフト券」へ一方向です。
おすすめは?松井証券のポイント投資で選べる投資信託
ここでは、松井証券ポイントで積み立てできる投資信託を紹介します。
ポイント投資では、松井証券が選定した3本のファンドから選択できます。
1. ひふみプラス(国内外株式)
ひふみプラスは、レオス・キャピタルワークスが運用するアクティブファンドです。
日本株を中心に、米国を含む海外株式にも投資します。
積極的な運用で企業を選びたい人に向いています。
2. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本)
このファンドは、先進国株式指数(日本を除く)に連動するインデックスファンドです。
米国や欧州などの先進国株式に分散投資できます。
低コストで長期積立に向いた商品です。
いわゆるオルカンであり、投資信託の積立ランキング上位に入っており人気です。
3. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
このファンドは、株式・債券・REITなど8つの資産クラスに均等に投資します。
1本で幅広い分散投資ができる点が特徴です。
値動きを抑えながら長期運用したい人に向いています。
いずれのファンドも元本保証ではないため、基準価額の変動には注意が必要です。
\お得キャンペーンなど詳細を知る/松井証券ポイントのよくある質問に解答(Q&A)
松井証券ポイントに関する疑問をQ&A形式でまとめます。
Q. 松井証券ポイントはいつ付与されますか。
A. 投信残高ポイントサービスの付与日は翌月15日頃です。
15日が休日の場合は翌営業日に反映されます。
Q. ポイント投資は途中で変更できますか。
A. 変更できます。
松井証券ポイント画面から、積立停止や銘柄変更の設定が可能です。
Q. Oki Dokiポイントを交換したあと、戻せますか。
A. 戻せません。
交換は「Oki Dokiポイント → 松井証券ポイント」の一方向です。
まとめ:松井証券ポイントを効率よく貯める裏技
松井証券ポイントは、投信残高、iDeCo残高、デビットカード、JCBのOki Dokiポイント交換などで貯まります。
投信残高ポイントサービスでは、最大1%のポイントが年間で還元されます。
JCBカードのOki Dokiポイントを交換すると、1ポイント→4ポイントで松井証券ポイントを増やせます。
貯まったポイントは、ポイント投資やPayPayポイント、dポイント、Amazonギフトカード交換などに使えます。
実際に利用する際は、松井証券の公式サイトで最新の還元率やサービス内容を確認してください。
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