豪ドル/NZドル見通し!AUD/NZDなぜ下がらない?オージーキウイ掲示板の評価は?

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AUD/NZD(豪ドル/NZドル)は

「なぜ下がらない」

「含み損が減らない」

などとSNSや掲示板で話題になりやすい通貨ペアです。

AUD/NZD(豪ドル/NZドル)見通し

2024〜2025年にかけて豪ドルがNZドルに対して強含み、12年ぶりの高値圏(1.16台)まで上昇。

結果、ショート勢(売り勢)の含み損が増え、悲鳴に近い声も増えています。

この記事では、オージーキウイが下がらない理由・最新の将来予想をまとめます。

掲示板やSNSのリアルな声まで解説していきます。

📄
記事の要点まとめ
  • ・AUD/NZDは資源高・金利差で豪ドル優位が続きやすい
  • ・NZ経済の弱さと売りポジション偏りで「下がりにくい」構造
  • ・バンク・オブ・アメリカは2026年に1.20到達を予測
  • ・短期は調整余地あり、中期〜長期は緩やかな豪ドル優位が多い
  • ・踏み上げやスワップ支払いで撤退する売り勢も一定数いる
  • ・複数シナリオ(上昇・反落)を前提にリスク管理が重要

AUD/NZD(豪ドル/NZドル)はなぜ「下がらない」のか?

ここでは、AUD/NZDが下がりにくい理由をファンダメンタルズと投資家心理の両面から整理します。

AUD/NZDが高止まりしやすい要因は、豪州とNZのファンダメンタル格差が拡大しているためです。

① 豪州(オーストラリア)は資源高で支えられやすい

まずは豪州(オーストラリア)経済が強く、豪ドルが買われやすい背景について確認します。

豪州は鉄鉱石・石炭・天然ガスなどの資源輸出国であり、2024〜2025年は鉄鉱石価格が底堅く推移しています。

資源価格が上がる=豪州企業の収益が増える=豪ドル買いが入りやすい、という構造です。

② NZ(ニュージーランド)は酪農価格の低迷と景気減速が重し

次に、NZドルが買われにくい要因として、酪農・景気の弱さを確認します。

ニュージーランドは乳製品・酪農輸出が主力。

ここ数年は乳製品価格が弱く、経済指標も鈍化傾向があります。

そのため、NZドルは買われにくい地合いが続いています。

③ 金利差は「豪州>NZ」へ傾きやすい

さらに、両国の金利差が豪ドル優位を後押ししています。

金利面では豪州が有利で、RBAが高金利を維持している一方、NZは利下げ観測が強い状況です。

FX市場では金利差が買われる通貨を決めるため、AUD買い・NZD売りが入りやすい構造が続いています。

④ 小口投資家の“売り偏重”が踏み上げを誘発

最後に、市場参加者のポジション偏りが上昇圧力を生んでいる点も見逃せません。

Myfxbookなどのセンチメントを見ると、AUD/NZDは投資家の約90%以上が「売り」に偏っている状況です。

売りが多い状態では、価格が下がるどころか逆に上がりやすいという特徴があります。

「踏み上げで下がりにくい」の流れを解説

これは「踏み上げ」と呼ばれる現象で、多くの人が次のような流れで損切りをすることで起こります。

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踏み上げの流れ
  • ① みんなが売りで入る(=値下がりを期待する)
  • ② ところが予想に反して少し上がる
  • ③ 上がると「損をしたくない」売り手が買い戻す(=損切り)
  • ④ 買い戻しが増えると、さらに価格が上がる
  • ⑤ 上がるほど損切りが広がり、ますます上昇する

このように、売りが偏っていると「上昇しやすい流れ」が自動的に発生。

結果、AUD/NZDは下がりにくい地合いが続きやすくなっています。

AUD/NZDの現在位置:チャートは歴史的な高値圏

AUD/NZD(豪ドル/NZドル)見通し

2025年時点でAUD/NZDは1.16も一時超え、12年ぶりの高値ゾーンにいます。

過去の平均は1.05〜1.10であるため、現在はかなり上側に位置している状態です。

AUD/NZD(オージーキウイ)は今後どうなる?(短期〜長期の見通し)

ここでは、AUD/NZDの短期・中期・長期にわたる価格見通しを、注意点とあわせて整理します。

■ 短期:〜1ヶ月

まずは直近〜1ヶ月の値動き予測から確認します。

とある金融機関では、4週間後に1.1041付近までの調整可能性を示しています。

ただし、市場センチメントが売りに偏っているため、短期的には再び上振れするリスクもあります。

■ 中期〜長期:1〜3年後(2026年〜2028年)

次に、1〜3年単位の中期的な見通しを整理します。

複数の金融機関では次の予測が示されています。

  • 2026年末:1.1269付近
  • 2027年末:1.1557付近
  • 2030年末:1.1632付近

これは「緩やかな豪ドル優位」が継続するという前提の予測です。

バンク・オブ・アメリカの予想・今後の見通し

バンク・オブ・アメリカは、AUD/NZDが2026年半ばに1.20と予測。

資源国通貨の強さが続くシナリオを提示しています。

もちろん、世界の景気次第で上下の変動リスクはあります。

市場予測の多くは“豪ドル優位は変わりにくい”という見方です。

AUD/NZDが戻りにくい理由(含み損が解消されない原因)

ここでは、AUD/NZDがなかなか下がらず、含み損が解消しにくいと言われる理由を、要因ごとに整理して解説します。

  • NZ経済の弱さが構造的
  • 豪州の資源価格が思ったより下がらない
  • 金利差が安定してオーストラリア優位
  • ショートポジションの踏み上げが定期的に発生
  • 世界的にリスクオンの場合、豪ドルが持ち上がりやすい

このため、掲示板やSNSでは「いつ下がるの?」という声が出ています。

掲示板・SNSの評判・口コミ(オージーキウイのリアルな声)

AUD/NZDは値動きがゆっくりでトレンドが長く続きやすいです。

そのため、個人投資家の意見は売り・買いのどちらかに偏りやすい傾向があります。

ここでは、実際の掲示板やSNSで見られる代表的な声をグループごとに整理します。

■ よくある声(売り勢・ショート勢)

特に目立つのが「売りで入った投資家」の悲鳴。

  • 「下がると思って売ったら下がらない」
  • 「含み損が増えて耐えられない」
  • 「損切りしてもまた上がる」

■ 買い勢の声

買いで入っている投資家からは、“安心感”のある意見が多く見られます。

  • 「資源高で豪ドル強すぎ」
  • 「NZ経済が弱いからAUD/NZDは買いが有利」
  • 「長期は上目線でいいと思う」

■ 中立派の声

一方で、データや金利差を重視する中立派は、方向性よりも“なぜ動いているか”の分析に注目しています。

  • 「両国の金利差を見れば納得」
  • 「豪州の景気次第で上下どちらにも動く」

AUD/NZDは急落・急騰が少なく、じわじわとトレンドが続くことが多いです。

そのため、ポジションの偏りが強まるほど意見が極端になりやすいという特徴があります。

AUD/NZDの今後のシナリオ(上昇・下落の2パターン)

AUD/NZDはトレンドが長く続く一方で、外部要因の影響も受けやすい通貨ペアです。

ここでは、現時点で想定される「上昇シナリオ」と「反落シナリオ」を、それぞれの条件とあわせて整理します。

■ シナリオA:上昇継続(1.15〜1.20)

まずは、現在の豪ドル優位が続き、上値を伸ばすケースです。

  • 豪州の高金利が継続
  • 資源価格が堅調
  • 中国経済が安定
  • 売り勢の踏み上げ継続

■ シナリオB:反落(1.10〜1.11)

次に、環境が反転し、AUD/NZDが調整局面に入るケースです。

  • 世界的リスクオフで豪ドルに売りが入る
  • 鉄鉱石・石炭価格が調整
  • 豪州の利下げ観測が強まる

どちらのシナリオも考えられます。

一方向に賭けるのではなく、複数のパターンを想定してリスク管理することが重要です。

AUD/NZD(オージーキウイ)に関するQ&A

Q1:AUD/NZD(オージーキウイ)は今後下がりますか?

短期では調整余地がありますが、中期的には豪ドル優位の構造が続く可能性があります。

Q2:なぜオージーキウイはこんなに下がらないの?

金利差・資源価格・NZ経済の弱さという“構造要因”が揃っているためです。

Q3:売りで持っている含み損はどう対策すべき?

場合によっては一時停止、ポジション縮小、損切り+損益通算など複数の方法があります。

Q4:AUD/NZD(オージーキウイ)で撤退した人はいる?その理由は?

撤退した投資家も一定数います。

特に「売りで入った場合」の苦戦が目立つと言われています。

主な撤退理由としては、次のような声が挙がっています。

  • 豪州の資源価格が高止まりし、思ったように下がらなかった
  • NZ経済の回復が遅く、逆に豪ドルが強いまま推移した
  • 含み損が膨らんだことでメンタルが持たなかった
  • スワップ(金利差)の支払いが積み重なり、保有コストに耐えられなかった

まとめ:AUD/NZD(オージーキウイ)は「豪ドル有利、NZドル不利」な傾向

AUD/NZDは、豪州>NZという構造により、長期で豪ドルが優位になりやすい通貨ペアです。

そのため「下がらない」「戻らない」と言われやすく、ショート勢が踏み上げられやすい特徴があります。

今後は、金利差・資源価格・中国経済を軸に、複数シナリオで慎重に判断することが重要です。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

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