【投資予定】FUNDI蓄電池ファンド和歌山7号の保証とリスクを解説
公開日 2025/08/20
最終更新日 2025/08/20

この記事では、蓄電池 FUNDI(ファンディ)プロジェクト#7を解説します。
再生可能エネルギーの拡大とともに注目されているのが「蓄電池ファンド」です。
本ファンドの予定利回りは年率10.6%、運用期間は1年です。(抽選式)
これから、筆者も投資予定のファンドのメリット・デメリットをまとめていきます。
- ・1万円から投資できる
- ・優先劣後スキームや買取保証などのリスク軽減策あり
- ・投資先はすでに売買契約が締結済み
- ・投資なので損する可能性もある
- ・上場企業による買取保証もある
本ファンドでは、配当が上ぶれる可能性もあります。
さらに、筆者は過去の蓄電池ファンドで落選しており、今回は優先して当選できる予定です。
22日から募集開始の本ファンドに申し込む予定です。
FUNDIの蓄電池ファンド7号の概要@和歌山
項目 | 内容 |
---|---|
予定利回り | 年率10.6% |
運用期間 | 1年 |
募集総額 | 5億1,000万円 |
優先劣後構造 | 優先95%、劣後5% |
募集期間 | 2025年8月22日19:00〜9月4日12:59 |
スキーム | 和歌山市に所在する土地を投資対象とし、系統用蓄電所用地として売却を進める計画 |
こちらのファンドでは、すでに売却先「エレビスタ株式会社」と売買契約を結んでおり、工事完了後に所有権が移転する流れです。
もし売却先が買い取れない場合でも「グリーンエナジー社」による買取保証があるため、出口戦略が存在しています。
FUNDI(ファンディ)蓄電池ファンドのポイント
次に、蓄電池ファンドのポイントを紹介します。① 蓄電池市場の成長性
太陽光や風力といった再エネは天候に左右されやすく、電力の安定供給には「蓄電池」が欠かせません。
蓄電池は、余った電力を貯めて、必要なときに放出することで電力インフラを支えます。
「蓄電池」は、政府の脱炭素政策や技術進歩を背景に、市場が急成長中です。
② 売却契約が済んでいる
本ファンドでは、すでに売却先「エレビスタ株式会社」と売買契約を結んでおり、工事完了後に所有権が移転します。
売却先は再エネ分野で豊富な実績を持つエレビスタ社です。
既に売買契約を結んでいるため、ファンド成立後の出口が見えやすいです。
③ 優先抽選制度
過去の蓄電池ファンド(#4、#5)で落選し、まだ当選経験がない人は本ファンドで「最優先枠」で抽選されます。
FUNDIでは、いつも人気が集中するので、この制度は大きなメリットです。
FUNDI(ファンディ)蓄電池ファンドのデメリット・リスク
次に、本ファンドのデメリット・リスクを紹介します。
以下の注意点も把握しておきましょう。
・工事遅延リスク
・価格下落リスク
工事遅延リスクで償還延期もあり得る
まず、工事遅延リスクがあります。
本ファンドでの工事が遅れれば償還も後ろ倒しになります。
その際は、償還延期などもありえます。
価格下落で損をする可能性も
他に、価格下落リスクもあります。
市場環境の変化で投資対象先の売却額が下がる可能性があります。
黎明期の市場であるため、制度変更などで影響を受けやすい側面もあります。
ただし、「劣後出資割合が5%」や「第三者の買取保証、担保設定」などリスク軽減策は取られています。
Q&A!FUNDI(ファンディ)蓄電池ファンドの疑問に回答
Q.予定利回り10.6%は本当に実現する?
利回りは確約ではありません。
予定利回りが実際には変化する可能性もあります。
Q.元本割れの可能性はある?
元本割れの可能性はあります。
投資ですので、元本保証はありません。
Q.配当はいつもらえる?
運用終了の翌営業日に、元本と配当が一括で振り込まれる予定です。
運用終了から償還までが早い点も特徴です。
Q.抽選は有利になりますか?
過去の蓄電池ファンドで落選し、まだ一度も当選していない方は優先して当選します。
つまり、有利に当選する可能性があります。
まとめ:筆者は申し込む予定
和歌山市の土地を活用した「蓄電池 FUNDI プロジェクト#7」は、年率10.6%という想定利回り。
運用期間1年で、売却契約済みで買取保証により出口も見えています。
一方で、市場の未成熟さや工事遅延などのリスクは残ります。
分散投資を意識しつつ、慎重に判断する必要がありそうです。
ただ、優先当選のチャンスもあるので、筆者は本ファンドに申し込む予定です。