【取材レポート】「ヤマワケ」がソーシャルレンディングサービスを開始!本田圭佑氏も登壇
公開日 2024/08/28
最終更新日 2024/09/13

今回は、2024年8月28日(木)に、赤坂のベクトルスタジオで開催されたサービス発表会の様子とともに、「ヤマワケ」のサービス内容について詳しく紹介していきます。
投資・配当型クラウドファンディング「ヤマワケ」とは?
不動産特定事業法(不特法)に基づく不動産クラウドファンディングサービス「ヤマワケエステート」では、投資対象は不動産に限られていました。一方の新サービス「ヤマワケ」は金融商品取引法(金商法)に基づく第二種金融商品取引業及び貸金業法に基づく貸金業に該当する、事業型ファンド&ソーシャルレンディング(融資型/貸付型クラウドファンディング)サービスです。発表会では、第1弾としてまずはソーシャルレンディングのスキームを使ったファンドを展開していくことが発表されました。
ソーシャルレンディング(融資型/貸付型クラウドファンディング)とは
ファンドを通じて集めた資金を、ファンド事業者を通じて第三者事業者へ貸し付けるスキームであり、その貸付先事業は不動産に限りません。実際に「ヤマワケ」オフィシャルサイトでも投資対象について以下のように紹介しています。
不動産や太陽光、イベントや飲食店等の店舗、さらには人に至るまで幅広いジャンルを投資対象として予定しております。参照:ヤマワケ 配当型クラウドファンディング
「ヤマワケ」のスキーム
不動産クラウドファンディング「ヤマワケエステート」は、不動産特定事業(第1号・第2号)の登録を受けたヤマワケエステート株式会社が運営していますが、ソーシャルレンディング「ヤマワケ」は、第二種金融商品取引業者であるWeCapital株式会社が運営を行います。
WeCapital・松田氏「金融商品のAmazonを目指す」
先述の通り、第1弾として発表されたのは、クラウドファンディングで集めた資金を第三者へ貸し付けるソーシャルレンディングとなりますが、今後はお金の貸し付けではなく、特定の事業に対して投資を行う事業型ファンド(「ヤマワケ」では「投資・配当型クラウドファンディング」と定義)の展開も予定されているとのこと。
投資対象には、店舗や太陽光発電施設、宿泊施設といった不動産関連事業のほか、新規ビジネスやイベントといったビジネス関連、さらには有望なアスリートや芸術家といった「人」なども含まれ、「人」「モノ」「コト」などあらゆるものを証券化し、将来的には「金融商品のAmazonを目指す」と宣言。そして、事業を応援しながら配当を得る「ファン共存型モデル」を目指していくと述べました。
気になる利回り水準は?
不動産クラウドファンディング「ヤマワケエステート」は、サービス開始以来、桁違いの高利回りファンドを高頻度で連発し、この1年で業界の勢力図を大きく塗り替えるほどの、まさにゲームチェンジャー的な存在でした。となってくると、投資家のみなさんにとっての最大の興味は、「ヤマワケ」での利回り水準はどうなるのか、ということではないでしょうか。これについて松田氏は、「『ヤマワケエステート』のローンチ時にもいったように、利回り8%以下の商品は出さない」と明言。「ヤマワケ」でも同様の高水準のファンドを出していくことを力強く表明しました。
「ヤマワケ」オフィシャルアンバサダー・本田圭佑さん登場!
発表会では、「ヤマワケ」オフィシャルアンバサダーの元サッカー日本代表で実業家・投資家でもある本田圭佑さんが登場。「ヤマワケ」への期待について語りました。本田圭佑さん「マーケットは非常にデカい」
スペシャルゲスト・「さらば青春の光」森田哲矢さんも登場
さらにスペシャルゲストとして、自身も投資経験があり、不動産投資に関するYouTube番組も好評を博しているお笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さんも登壇しました。トークセッションでは、「ヤマワケ」松田代表に、自身が経営する会社、ザ・森東の事業について資金調達をすべく、プレゼンをするをする場面も。「ぜひ現ナマを持って帰りたい」と意気込んで事業をアピールし、「A」評価の獲得に成功。今後「ヤマワケ」での資金調達も実現するかも(?)しれません。
森田哲矢さん「応援したい人はフワちゃん」
また、森田さんはYouTubeチャンネルで自社ビルを買う野望を語っており、その資金を「ヤマワケ」で調達したらどうかと聞かれると「予算は3~4億円。もし行けるならお願いしたい」とサービスへの期待を語りました。
事業型ファンド&ソーシャルレンディング「ヤマワケ」に期待
今回は、2024年8月に行われた事業型ファンド&ソーシャルレンディング「ヤマワケ」のローンチ発表会のレポートと、サービスの内容について詳しく紹介しました。どのような事業を対象にファンドを組成してくるのか、またその実際の利回り水準はどれほどになるのか、どれくらいの頻度でファンドを提供するのかなど、これからの展開に要注目です。
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